2012年10月1日(16日目/18日間)
ここトルファンのトルファン賓館はINTERNETが10元で使いたい放題
ちょっとつながりにくい時間帯があるが
で近くに砂漠が見れるところがあるような情報発見
隣のピジャンに簡単にバスで行けて、市内に砂漠があるとのこと。
今日は予備日でまったく予定がなかったので、朝から出かけてみることにする。
ピジャン行き 18元 9時20分発
ミニバスで約2時間でピジャンの客運駅に到着
トルファンはいいとして、この漢字でピジャンとは読めないだろう。
ここでバスターミナルのすぐ前の道に、通りを通るバスの停留所がある。(通りを渡らない、渡ると当然反対方向に行ってしまう)
ここに1番のバスが頻繁に通る。これに乗る。沙山公園行きとかの表示がある。とにかくこの1番のバスの終点で降りる。約15分くらいの乗車時間。1元
帰りはバスを下車したところからまた1元で客運駅まで戻る。
ここ正確にはクムタグ砂漠(库木塔格砂漠),クムトラ砂漠というんだろうか。通称はピジャン砂漠というんだろうか?バスを降りると正門がありここで切符を購入する。30元
正面のアーチ
値段30元とある
これが案内図、何の参考にもならない。
10分くらい公園を歩いていくとやがて砂山が見えてくる。
公園の下のほうは人が結構いて、遊んでいる。
本格的な、足跡のない砂漠を見たければここからどんどん奥のほうに登っていけばいい。
はじめは靴下で歩いていたが、すぐにはだしで歩いた。
えーあんな高いところ無理だろうというように思えても、20~30分もがんばれば頂上に着く。
登り始めのポイントから見た砂漠
山のスカイラインの真ん中より少し左のピークを超えてその向こう側(ここからは見えない)に向かい歩いていった。
しかし、無粋なこと4輪駆動のバギー車というのか、観光用に砂漠内を走る車があり、かなり轍などがあり、バージンの砂漠状態ではない。人が歩いた足跡も残っている。
これを見たくなかったので、ピークを踏んでからさらに奥に歩いていった。まあどこまでも歩いていけるんだが。体力さえあれば。
合計1時間ぜいぜい、はあはあしながら歩いただろうか。
自分の足跡以外なく、人っ子一人いない状態になった。
この稜線を昇るときは両側が結構傾斜があり少し怖かった。
10月になり暑さもそれほどでない。砂の暑さはかなり熱いが耐えられないほどではない。真夏だったらここまで来れたかわからない。
風がほんの少しあり、砂が砂丘を流れている。
このピークの向こう側も砂漠は広がる。
自分の足跡つける前
反対側の登ってきた跡
きつい登りであった。とにかく歩きにくいのである。
これがバギーの轍
なかなかの眺め、遠くまで続いている。これが結局のところ敦煌のほうまでつながっているんだろうか。
まあとにかくすごい眺めである。
稜線にまたがる。砂がさらさらと崩れ落ちていく
タクラマカン砂漠の600kmを7,8時間かけて縦断してきたわけだが、真夜中で何も見えなかった。残念に思ったが、ここに来て正解であった。
タクラマカンではたとえ昼間に通過し、景色は見えたとしても、ここほど気の済むままゆっくり出来なかったであろう。ここは都合2時間は砂漠の中ににいただろうか。敦煌の鳴砂山よりこちらのほうが砂漠の規模としては大きいし、おそらくマイナーである分こちらのほうが楽しめるんではないだろうか。
しかしこれ以上前に進むことはもうできない。
疲れきってしまった。
砂漠は十二分に堪能した。一度見ればもう結構かな。見た目以上に砂漠は大変
ここを登るときは水をもっていかねばならない。
水分を取りながら登ること。
最後はめちゃ疲れた。こんな奥までくる馬鹿はいない。
俺もうすぐ63歳なんだが。
ふもとに下りてきたときはよれよれであった。
よく考えてみるとここ数日間まともに飯を食べていないではないか?
疲れるはずだよ。
おまけに水分をしっかり取らなかったのが良くなかったんだろうな。
砂漠のど真ん中で倒れなくて良かったよ。
疲れた体に鞭を打ちトルファンまで何とか帰ってきたが、トルファンの客運駅に着いてもあまり食欲なかったが、とにかく何か食べなくてはと思い、また牛肉面を食べる。加肉でオーダー。この店にかなり冷えたビールがあったのでこれを持ち帰り。
ホテルまではすぐだったが、疲れ果てたのでタクシー5元で帰る。
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