2012年10月24日水曜日

3日目(9月18日) 上海→ウルムチ  汽車2日目

2012年9月18日(3日目/18日)
 
始めは軟臥(一等寝台)の切符を申し込んだんだが、硬臥の切符しか取れなかった。硬臥は1部屋左右3段ずつ6つの寝台ベッドがある。
左右はそれぞれ下段、中段、上段で上部ははしごを使い昇る。昼間は下段のベッドがその部屋の乗客のたまり場的になることが多い。部屋の反対側は通路になっておりこの通路にも窓際にイスが各部屋当たり2つあり、その部屋の人などが座れるようになっている。荷物は最下段のベッドの下のスペースに入れておけばいい
 
値段は一番下の段がわずか高いようだ。各車輌は確か11コンパートメントがあるので定員は合計70人弱となる。1号車から5号車までが一般車輌のようだ。つまり普通座席。6号車が食堂車、7号車が軟臥車輌だったように記憶している。
 
軟臥は4人の定員で左右とも上下2段で左右の間隔がやや広い様に感じた。またベッドもクッションがきいているようだ。ベッドの幅も広いかもしれない。部屋にはドアーがありプライバシーもやや確保が可能。荷物の棚なんかもあるようだ。
しかし硬軟どちらもあまり大きな差はないように思えた。
 
列車は20両編成くらい。これが電気機関車なのかディーゼルなのかははっきり確認できなかった。
架線がない部分もあったので、電気だけではないだろう、ハイブリッド?まさか
一方、補給なしでディーゼルだけで48時間連続運行できるのかいな?
 
ところで汽車は窓がかなり汚い、掃除をしていないのだろう。窓は開かないようになっているので、写真を窓越しに撮るのはあまりやりたくない感じ。

 

同室の人は河南省出身でウルムチで電気関係の工場に勤めている、俺と同年輩の親父さんとそのかみさん。そしてウルムチに帰る母親とその娘とその娘の2ヶ月の女の赤ん坊


とにかく中国人は赤が縁起物だ。
この手首には布でできた赤唐辛子がくくりつけてあった


これが河南のかみさん。いい人たちであるが話が続かないのだ。



ウルムチ行き
T52/T53号


西安あたりからか宝鶏あたり黄河支流の渭河(?)を右に見たり左に見たりして列車は進む。
2日目の夕方天水に到着



天水は中華人民共和国甘粛省で最大の地級市。2004年時点の人口340万人
これは省都蘭州よりも多い人口のようだ。

 
 
地図では蘭州あたりで黄河を横切ることになっているが
 
 
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